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韮崎市
学校法人山梨英和学院

山梨英和ダグラスこども園

認定こども園

愛といのちを育むキリスト教保育-子どもの心に寄り添う英和の園

保育理念・保育方針

【基本姿勢】
山梨英和学院が設置する3つの認定こども園は、設立の精神をキリスト教の信仰におき、幼稚園を経て、現在幼保連携型認定こども園として教育・保育活動を行っています。
 
山梨英和学院の歩みは、「教育をただ自己の出世や栄達(高い地位につくこと)のためにするのではなく、隣人の為、社会の為、弱者のために役立つものにしたい」と願うカナダ人女性宣教師の思いに賛同する多くの方々に支えられて、進められてきました。
 
この貴重な歴史の上に今日があることに感謝し、「すべての子どもに最善の利益」の実現を目指す認定こども園として3つの園は、それぞれの地域にゆかりのある女性宣教師のお名前をいただいて、先達の祈りと創立の理念、建学の精神と伝統を継承したいと願っています。
 
山梨英和学院(創立1889年)が設置する三つの認定こども園、山梨英和カートメルこども園(1911年)、山梨英和ダグラスこども園(1950年)、山梨英和プレストンこども園(1968年)は、建学の精神をキリスト教の信仰に置いて設立されました。山梨英和学院の教育目標は「敬神・愛人・自修」の校訓として表現され、認定こども園ではこれを下記のように言いかえています。
敬神(けいしん)」…神さま、ありがとうございますと感謝の出来る子ども
愛人(あいじん)」…お友だちみんなと仲良くできる子ども
自修(じしゅう)」…自分のことは自分で出来る、自律した子ども

<山梨英和こども園の教育・保育の理念と目標>

山梨英和ダグラスこども園は、県内のなかでも小さな園ですが、0歳児(6ヶ月)~6歳児(年長)まで、みんな仲良く過ごしています。子ども達一人ひとりが神さまから大切ないのちと、豊かな賜物を与えられたかけがえのない存在であることを心にとめ、祈りと信頼をもって日々の教育・保育にあたります。
 
〇神と人を愛する保育
〇こどもの心と共感する保育
〇こどもの人格の尊厳と、こどもの人権を尊重する保育
〇コーナー活動による保育
〇知的能力の基礎を養う保育
〇「遊び」を大切にとらえる保育

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山梨英和ダグラスこども園のアクセス

韮崎市富士見2丁目2-25

ホームページ
0551-22-0707

<種 別>
幼保連携型認定こども園
<定 員>
3歳未満児:30人
3歳以上児:65人
<職員数>
○名
 

その他事業

 

 

姉妹園

 

 

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実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

子どもにとって遊ぶことは学ぶことです。
遊ぶことを通して、感じとり、生きる力を身につけます。遊びを通して子ども達は「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味わう」感覚を発達させ、知的な学習活動のもととなる能力を養います。
他の子ども達のなかで、自ら選び、思う存分遊ぶことによって主体性が育ち、自己実現の喜びを知り、他者への思いやりや、良し悪しの判断、知的な探求心や意欲、関心、集中力が生まれます。それが創造性や社会性に富む人間性の形成につながっていきます。
百十年余りのキリスト教教育・保育の歴史を持つ山梨英和のこども園は、そのことを保育の中心にかたく据えて、未来を担う大切な子ども達一人ひとりの健やかな育ちと成長のために、惜しみない援助をいたします。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

進級間もない年中女児のAが、園庭で遊ぶために靴を履き、準備をしていたが、急にしゃがみこんで、保育室の靴箱のほうを見ていました。
先生「みんなでこれから外遊びだね。何をして遊ぶのかな?」
女児「うん…」(なんだか元気がない様子)
座り込んだAの隣に座り、視線の先を見ていると…
女児「これ、〇〇先生の上履きなんだ。でもずっとお休みしているの」
先生「会えなくて寂しいよね。どうしてお休みしているのか、お部屋で聞いたのかな?」
女児「〇〇先生、足を怪我しちゃったんだって…でも…会いたいな」
先生「Aちゃんの大好きな〇〇先生にAちゃんの気持ちが伝わるといいね。そういう時に、気持ちを伝えられる方法があったと思うんだけどな…」
女児「うーん。あ、そうだ!お部屋でお祈りした」
先生「じゃあ、今、〇〇先生のことを思っています、ということを、神さまにお祈りしようか」
女児「神さま、〇〇先生の足が早く良くなって一緒に遊びたいです」
二人「アーメン」
その後、Aは、外遊びに走っていきました。 

(園内研修での事例発表より「共に表す時を探して」)