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都留市
社会福祉法人 真正会

開地保育園

認定こども園

子どもが楽しい!保護者が楽しい!保育士が楽しい!保育園

保育理念・保育方針

「より多くの経験を積むことで、子どもたちの持つ無限の可能性を広げたい」

 

「遊びが学び」の毎日を…

開地保育園は「遊びが学び」をモットーに日々の保育を楽しんでいます。
今、学校教育の基礎は、すでに未満児から始まっています。
全体教育のベースを作る施設として、どのように子どもの「資質・能力」を育てていくのか、「主体性」を育てていくのか、それがいかに「遊びから学べるか」につながっているのだと思います。
日々子どもたちの近くで、子どもたちの育ちに触れ、子どもたちとの「遊びきれない楽しさ」と「無限の可能性」に寄り添える保育、子どもの育ちに創造をふくらめることを楽しめる保育を行っています。

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開地保育園のアクセス

山梨県都留市小野623

http://shinseikai.ed.jp/
0554-43-3647
kaichi★ruby.plala.or.jp

メールアドレスの@は迷惑メール対策のため★に置き換えてあります。

<種 別>
幼保連携型認定こども園
<定 員>
3歳未満児:23人
3歳以上児 :54人
<職員数>
○名
 

その他事業

子育て支援センター
一時預かり
延長保育

 

園のホームページはこちら 

実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

エジソンは幼い頃、アヒルが卵を温めているのを見て、ヒナがかえることを信じて自分でも温めてみました。エジソンの母は、傍らでそんなエジソンの姿をそっと見守り続けます。2日間温め続けてもヒナがかえらずがっかりするエジソンに「2日間でヒナがかえらないことがわかってよかったじゃない。」と優しく声をかけた・・・というお話があります。
子どもたちの発想や物を見る視点は本当におもしろい!大人が考え付かないようなことをさらりと言ったりやってみたり。私たちは、そんな子どもたちの「おもしろい!」「不思議!」「知りたい!」という好奇心にはじめから答えを与えるのではなく、その過程を大切にしながら保育を行っています。
保育士は遊び中から聞こえてくる子どもたちの興味関心の始まりを受け止め、向き合い、一緒に考え、タイムリーに挑戦することをサポートしています。そしてそこには、たくさんの知恵を出し合い、意見を出し合い、協力し合い、チャレンジする子どもたちの姿があります。
大切なことは自分たちで考え、実践してみることから得る「気づき」であり、正解を出すことではないと思っています。そして、これが次なる好奇心につながっています。このプロセスが子どもたちの「主体性」の育ちにつながっているのだと考えています。
大人が、目の前で展開される活動に必ずしも正解は1つではないという柔軟性を持つことが、子どもたちの自信となり、意欲となり、主体的な学びを広げてあげられるのだと思います。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

森のほいくえんとして活動する山でクマの目撃情報がありました。安全管理のため、監視カメラをしかけ、その動画を子どもたちと一緒に見てみると、そこには何種類もの野生動物が確認されました。
ある動物をみて「これはシカだよ!」という子どもたち。 「シカはピョンピョン跳ねないよ。あれはカンガルーだよ!」という子どもたち。保育士は「う~ん、正解はどちらだろうね?」と問いかけます。
「本当に動いているところを見ないとわからない!」 「シカなのかカンガルーなのか、動物園にいって動いているところを見て、確認してみようよ!」 ということで、動物園に行く計画が練られました。
さて、子どもたちは期待をふくらませながら動物園へ!
子どもたちは園で見た動物の写真を持ち、いざカンガルーの前に!「あれ、森にいた動物はしっぽがこんなに長くないよ?模様も違う!」 そしてシカを見に行ってみると… 「なんか似てるけど模様が違うな~。これじゃないか。」としょんぼり。
子どもたちが映像で見た動物はシカだったのです。では、なぜ、子どもたちは「シカ」だと気づけなかったのでしょう?実はシカの毛が夏毛から冬毛に変わり、模様が変わってしまっていて、わからなかったのです。正解はわからなくても、気づきや知識を出し合い、見比べ、調べる。これだけで十分な学びでした。
次に子どもたちがじーっと見つめた先には、ネズミやモグラがいました。
普段は見ることができないけれど、森の中で活動の形跡や痕跡を知っていた子どもたちは、本物に出会ったことで、もっとこの動物たちを知りたくなりました。いつも一緒に森のほいくえんで活動してくれる学芸員さんにアドバイスを頂き、モグラを見られる装置を森に設置したり、モグラが出てきたときに食べられるようにと餌を持って行ったり…動物園に行った後は、そんな子どもたちの姿がありました。子どもたちが主体的に学びに広がりを持たせた印象深いエピソードでした。