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昭和町
社会福祉法人 螢福祉会

昭和こども園

認定こども園

優しさと笑顔いっぱいのこども園

保育理念・保育方針

理念
乳幼児(0歳~6歳)は生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要な時期です。その生活時間の大半を過ごすこども園においては、入園する子どもの人権や主体性を尊重し、子どもの最善の幸福のため力を合わせ児童の福祉を増進し、一人ひとりを大切に発達段階に応じて心身の成長に調和のとれた保育を行います。
方針
保育教諭は子ども自身成長する力を信じ、優しく見守り、助言、援助をして子どもが健やかに成長できるように教育・保育に努める。
子どもが主体的に選択し、自発的にあそぶことができる保育を目指す。
豊かな環境を準備する。
十分にあそぶ中で育つスキルを大切にする。
基本的生活習慣を年齢に応じて身につけていく。

 

子どもを第一に考える楽しい生活

園児125名、職員39名で毎日楽しく過ごしています。子ども思いの明るく優しい保育教諭がたくさんおり、笑顔がいっぱいのこども園です。保育をしていると迷うことがたくさん出てきますが、そんな時は必ず「子どもを第一に」の原点に戻って、みんなで相談し、保育を考えながら行っています。
2つある園庭のうち、1つは未満児専用で芝生の園庭となっており、どちらの園庭も子どもがダイナミックに遊べる空間を作っています。また、日々の生活を充実させるために、子ども達が自分であそびを選べる工夫をし、伸び伸びあそべる環境づくりに努めています。行事等も子どもが主体的に考え、子ども達と保育教諭とでミーティングをし、楽しめる行事になるように工夫しています。
日々模索の毎日ですが、子どもも保育教諭も充実した生活が送れることを大切にしています。

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昭和こども園のアクセス

山梨県中巨摩郡昭和町西条4185-2



055-275-4252
hotaru4076★yahoo.co.jp

メールアドレスの@は迷惑メール対策のため★に置き換えてあります。

<種 別>
幼保連携型認定こども園
<定 員>
3歳未満児:50
3歳以上児:75
<職員数>
39名
 

その他事業

子育て支援センター
病児保育(体調不良児型)
 

 

園のホームページはこちら 

実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

子どもの主体性を育てるために大切なことは、ありのままの自分を保育教諭に温かく受け止めてもらい、「私はどんな時も受け止めてもらえる」「私はこれでいいんだ」という安心感をもとに『思いきり自分を出せること』だと考えています。
日々の生活の中で出来るだけ子ども自身に選択してもらい、様々な活動に対し、納得して行動してもらえるように心掛け、関わることを実践しています。そうすることで、「私はこれでいいんだ。自分を表現していいんだ。」という自己肯定感が作られていき、「先生がこうするよ。と言ったからする。」のではなく、「私はこうしたい。」という気持ち=主体性が育まれていくのだと考えています。
また、子どもが試行錯誤して考えている時には、そっと見守るようにしています。それは子どもにとって大事なのは正解を知ることではなく、子ども自身が夢中になって考え、「できた!」と達成感を味わう成功体験や、たとえうまくいかなかったとしても、その試行錯誤したプロセスが『子どもの力(宝物)』となっていくと考えているからです。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

4月から入園した6ヶ月のSちゃん。入園前の聞き取り時、園ではミルクを4時間おきに飲ませてほしいとのことでした。
入園当初、大好きなお母さんから離れる寂しさや不安から大泣きをしていたSちゃん。寂しさや不安な気持ちを受け止め、なるべく同じ保育教諭がゆったりと関わり、安心できるように心がけていきました。少しずつ園に慣れ、抱っこしていると落ち着いて玩具に手を伸ばしたり、保育教諭のうたに反応してご機嫌に足をバタバタさせたり、笑顔も見られるようになっていきました。
でも、ミルクを飲むことは全力で拒否。水分を摂ることを嫌がっていました。
「哺乳瓶が家庭で使ってるものと違うのかな?」「好きな飲み方があるのかな?」など、お母さんに家庭での様子を聞いてみることに。すると、「家庭では3人目ということもあって、抱いて飲ませていない」「頭を高くした布団に寝転んだ状態が好きで、兄たちがあげても飲んでいる」とのことでした。また哺乳瓶も家庭で使っているものと同じものを用意してもらうことにしました。
担任間でもSちゃんが何に嫌がっているのか話し合い、「お友達が気になるのかも!」「じゃあ、お部屋のこのスペースでお友達がいないところでゆったりあげてみようか。」など、環境も見直してみました。
Sちゃんの家庭と同じ環境を作ったことで安心できたのか、グビグビ飲み干すことができたのです!担任全員で大喜びしたことを昨日のことのように覚えています。
お話ができない乳児でも自分の気持ちを表情や泣き方で教えてくれているんだなということや、保育教諭がその子の気持ちを、こうかな?ああかな?と考えることの大切さを改めて感じる出来事でした。
現在は違うクラスの担任となりましたが、今でも会うと「先生~」と抱き締めに来てくれたり、「好き」とささやいてくれたり。今でも覚えていてくれてることに幸せを感じています。