保育理念・保育方針
理 念
私たちは、常に子どもに寄り添い、子どもから学ぶ姿勢で接します。子どもたちが自ら感じ考え、行動することは、生きていくうえで基本となる強い心と丈夫な身体を作ります。
そして友達や周りの大人と関わりながら、信頼関係を築き、集団生活の楽しさやルールを知り、助け合うことの大切さをわかっていくのです。
職員は、子どもたちの最善の幸福の為に、豊かな愛情を持って接し、知識の習得 技術の向上に努めていきます。また、家庭援助のために社会性と良識に磨きをかけ相互に啓発していきます。
保育方針
・子どもたちが保育者に愛されていることを実感できる保育
家庭的な雰囲気の中で保育者との信頼関係を築いていくことを最も大切なねらいにしています。
・自分らしく表現できる子どもの育ちを大切にする保育
人は、自分を表現しながら、自分自身の考えている事を明確にしていくのです。
自分の表現を受け止めてもらえることでさらに豊かに表現しようとします。
・一人一人の子どもに基本的生活習慣が身につくように援助する保育
大人が「してあげること」を「自分でする」という力に変わるよう援助していきます。
~遊びと生活の中に教育がある~
第二上河東保育園は、身延線常永駅の近くに位置し、田畑が多く自然豊かな環境に囲まれています。「ありがとうと感謝できる子ども」「ごめんなさいと素直に言える子ども」「心身共にたくましい子ども」を目標とし、戸外活動を中心に体力作りとはだし保育を行っています。遊びや生活の中で「なぜ?」「どうして?」など不思議に思う感覚や好奇心・探究心を大切にし、固定遊具や玩具に囚われない中にこそ想像力や創造力が培われていくと考えます。縦割り活動や地域の方々との農業体験を通し、人と関わる事の楽しさや思いやる心、人の役に立つ喜びを味わいながら社会性を身に付け、豊かな感性と心を育てる環境作りを心がけています。
実習・ボランティア・園見学の受入状況
実習 | ◯ |
ボランティア | ◯ |
園見学 | ◯ |
○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません
Q&A
子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか? | 個性豊かな子どもたちは、日々の生活の中で友達同士の感情のぶつかり合いがあったり、自分で感情のコントロールができなかったりします。そんな時保育士はその感情を受け止め「どうすればよかったのかな?」と問いかけています。すぐに答えがでなくても待ち、その子自身が考え、自分らしく表現ができるよう導いています。このために日ごろから保育士は、子どもたちにとって自分を認めてくれる安心できる場になり安定感と開放感をもって子どもがのびのびと行動できることを大切にしています。 |
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これまでの保育の中で印象深いエピソードは。 | 数年前から年長児を対象に自主的にお世話をしたい子だけが少人数制で「いきものがかり」として集まり、毎日、活動の合間にメダカの餌やりやカブトムシの幼虫の世話をしています。当初はお手伝いとして行っていたのですが習慣化するうちに子ども同士で話し合いながら、それぞれが計時や観察記録、掃除等の役割を担うようになりました。そして卒園文集の「保育園の一番のおもいで」のページには飼育環境が忠実に描かれ「いきものがかりをがんばりました。たまごからようちゅう、さなぎ、せいちゅうになってびっくりしました。」と書かれていて一年間責任をもって取り組んだ女の子の思いに感心、感動させられました。毎年卒園するまでには、年中さんたちに生き物係の仕事の手順を伝え引継ぎをしています。また、小学生になってからも生き物のことが気になってわざわざ観察にくる子もいて大切な生きた教材となっています。 |