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甲府市
社会福祉法人くだま福祉会

くだま木もれびの家

認定こども園

木漏れ日のような笑顔を

保育理念・保育方針

子どもは自ら育つ
大人は見守り、勇気づける
挑戦と失敗を繰り返すことで
「自分」を獲得していく
必要なのは、豊かな環境と自由な選択

 

大切にしたいのはいつものいちにち

平成28年に開園した甲府市の東に位置するこども園です。0歳~5歳児が通っており、利用定員は85名、職員数は現在29名です。
自由と自然と学びを愛し、この幼少期が子どもの達の今後の人生にとって、豊かな土壌となることを願って保育教育を行っています。
当園で大切にしたいのは「いつものいちにち」。学びや好奇心にとって、安心できる安定した土台は欠かせません。それは暖かい保育者のまなざしであったり、大人の都合に左右されない時間の流れ、環境であったり、心許せる居場所だったりします。
そのために当園では子ども達の自己の選択や、思い、権利を汲み取り、守り、安定した土台を築けるように時間的空間的な穏やかさを大切に捉えています。行事などに関しても、子どもの発信や主体的な参加を当然ととらえ、無理なく楽しく、主体的に行えるよう配慮しています。

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くだま木もれびの家のアクセス

山梨県甲府市桜井町165-3

http://komorebinoie.net/
055-269-9002
info-komorebi@kudama.jp
<種 別>
認定こども園
<定 員>
3歳未満児:31
3歳以上児:54
<職員数>
29名
 
園のホームページはこちら 

実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

各主体性を育むためには、①自分の気づきや思いを聞いてくれる、汲み取ってくれる大人がいること。そして②その思いを表現したり形にしたりすることで満足する体験を積み重ねることが大事だと考えます。そのために当園では、園での生活は子ども達が主体であると捉え、管理的な保育からは抜け出し、一人ひとりの思いを大切にする保育者の関わりを徹底し(①)、モンテッソーリ教育をベースに、室内外で豊かな環境を構成し、思いを形にできる自己選択と自己決定をとても大事にしています(②)。また、行事やイベントに関しても、子ども達とミーティングを重ね、共に考え、共に同じ立場で開催することを大切にしています。
このような人的・物的環境の下、自分でやりたい→やってみる→失敗する→また挑戦する というようなプロセスが自己肯定感を育み、自分の責任で行動できる、“やってみたい”と思える、というような主体性を獲得していくと考えています。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

丁度去年の話になりますが、室内の活動の中で地理の活動が盛り上がっていました。国旗を描いたり、世界地図を調べたりする中で、その国のことがもっと知りたくなって、食べているものを調べ、給食でその国のメニューを作ってもらえるようにお願いしたり、その国の数の単位が気になって調べ、読み方を調べる中で十進法の法則を発見し、国によっての法則の違いを見出す子もいました。
また、その中で民族の衣装や踊りも調べるようになり、いつの間にかその国のダンスを覚えて友達に発表する子もいました。時はラグビーブーム真っ盛りだったこともあり、ニュージーランドの先住民族マオリ族の舞踊【ハカ】は衣装から気合を入れて作り、踊り、数人のグループで盛り上がっていました。そういった踊りのブームは年度末の発表会まで続き、世界の発表+踊りを発表会でしたい!と言い出す子もいたので、実際にジャマイカ、ニュージーランド、ロシア、日本の発表へとつながりました。
あくまで一例ですが、こういった学びを深められるような体験を重ねている様子を見ると子ども達の力の凄さを実感します。子ども達の学び・喜びを支えられるような保育を展開していきたいですね。