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南アルプス市
社会福祉法人おひさま

大明保育所

保育園
(指定管理)

子どもが創る 子どもの居場所

保育理念・保育方針

子ども達が自分の心に耳を傾け、
「やってみたい、もっとやりたい、またやりたい」
と感じられる日々を過ごせること。
心地よいと感じられる場所であること。
たくさんの不思議や面白さに出会えること。
おひさまの保育は、子どもの「自ら育とうとする力」を尊重し、子どもが創る子どもの居場所に
大人が寄り添い見守る保育を目指しています。
*保育理念* 
すこやかな体・しなやかな心・まなびへの意欲・育ち合うつながりを育む
*すこやかな体*
自然の中で伸び伸びと体を動かす心地よさを知る
発達に応じた身体的能力を獲得する
バランスのとれた食事を楽しむ
安心できる雰囲気の中で、心と体を休める
*しなやかな心*
様々な体験を通して柔軟な心をやしなう
周りの人や物を認めて理解しあう
自分の気持ちや考えを、自分らしく表現する
*まなびへの意欲*
やってみたいという心の動きを感じる
はじめての気づきやおどろきや感動を味わう
まねることや工夫することも楽しむ
結果だけでなく過程を楽しむ
*育ち合うつながり*
信頼できる家族、なかま、保育士、地域の人に見守られる中で育つ
いっしょに生活しているなかまと、いっしょを楽しむ

 

子どもには「自ら育とうとする力」があります。

自分で作りだす「遊び」は、様々なことが育つ「まなびの時間」であり、いきいきと生きるための「エネルギーの源」です。
子ども達は自らの発達と共に、興味関心の世界を広げ、まなびを深めていきます。私たち社会福祉法人おひさまが日々の保育で大切にしているのは、暮らしの体験や、自然との関わり、自分の言葉で伝え合うミーティング。そこで培われるのは、自分の真ん中にしっかりと自分を感じる感覚や「知りたい、学びたい」という意欲、時には友達とぶつかり合いながら知る社会との繋がりです。
大人は、先回りしたりすぐに教えたり手を貸したりせず、子ども達と向き合い、じっと待ちます。
感受性豊かで好奇心旺盛な幼児期にこそ夢中になって遊ぶ日々を大切にし、誰もが心地よく過ごせる空間を目指して、子ども達と一緒に大人も試行錯誤しながら毎日のんびりと過ごしています。

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大明保育所のアクセス

山梨県南アルプス市鮎沢10631

https://sun3poppo.com/
055-282-1307
sun3-taimei★pony.ocn.ne.jp

メールアドレスの@は迷惑メール対策のため★に置き換えてあります。

<種 別>
保育所(南アルプス市指定管理)
<定 員>
3歳未満児:63
3歳以上児:117
<職員数>
○名
 

その他事業

子育て支援センター
一時預かり

 

姉妹園

ポッポの家

 

園のホームページはこちら 

実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

子どもの主体性は丁寧に尊重されることで、より豊かに育まれると考えています。寄り添う大人は、管理や指導するという視点ではなく、共に過ごす一人の人としてそこに在ること、子ども達が今どんなことに出会っているのかに心を寄せ、思いを見守ることを大切にしたいと考えています。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

毎日の一瞬一瞬がドキュメンタリー映画のようで本当に面白いです。
「ザリガニ愛」
ある日、Dくんという男の子が、お父さんたちと川で捕まえたザリガニをみんなに見せたいと持ってきてくれました。ケースの中には川の主のような大きなザリガニが入っていました。私たちがのぞき込むとバッと大きなハサミを上に持ち上げてこちらを威嚇しているようでした。みんなで一緒に世話をしたいとの希望から、Dくんの了承も得てお世話をさせてもらうことに。どのようにしたらいいのか、園の隣にある図書館から本を借りてきて調べました。様々な角度から観察したり、絵をかいたり粘土などで形を真似て作る子もいました。子ども達の中で日に日に、ザリガニへの興味関心、愛情が深まり、やがて、日常の大半をザリガニになりきって過ごすというごっこ遊びが始まりました。ザリガニ鬼ごっこ(前屈のような姿勢となり、バック走で行う)、ザリガニ相撲(ほぼ尻相撲)などなど。
ある日、図鑑の中で、ゲンゴロウがザリガニのハサミを持って泳いでいるという衝撃的な写真を見た子の「ねえ、脱皮して甲羅がブヨブヨの時に、もしゲンゴロウが来たらどうする?」という一言から緊急ミーティングが始まりました。「普段は甲羅が固いから大丈夫だけど・・」「怖い!」と、どの子も神妙な表情。結論が出ないまま、長引く話し合いに疲れが見え始めた頃「もう考えるのやめて、外に行こう!」と一人の男の子が言いました。その瞬間、「なんでそんなこと言うの?ザリガニがどうなってもいいの?!」と、女の子が泣きながら怒りました。つられるように何人もが泣きました。ザリガニの危機に対する思い入れの深さに、その場にいた私も少し驚きました。その日からゲンゴロウ回避の命題に対し、クラス全体でシュミレーションを繰り返し、やがては、オリジナルの劇やダンスの創作へと繋がっていきました。「夢中になる」ということを実感した日々でした。