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都留市
社会福祉法人東陽福祉会

東陽保育園

認定こども園

こどもは1人の人格者です。~こどもの最善の利益を守る~

保育理念・保育方針

保育理念
誰も見たことのない未来に向かって世界はものすごいスピードで変化しています。
変化する未来に向かって、生きる力の基礎を培い、こどもの最善の利益を守るために私たちも変化していかなければならないと感じています。
豊かな環境のもと、一人一人の人格を尊重し様々な活動を展開して、こどもにふさわしい生活の場を保証します。

幼保連携型認定こども園

東陽保育園が昭和30年地域の要望を受け幼児教育の場として建設着手し、7月に山梨県より認可を受けて開所しました。園舎の老朽化に伴い、平成4年社会福祉法人東陽保育園として新園舎が完成、現在に至っております。こどもが安全で健やかに過ごせるように、保育内外の環境づくり、また保育士の資質の向上に力を注いております。施設は、0歳児から年長児まで発達年齢に則し環境を整え、2階の広いホールはゲームや誕生会など多目的に利用します。
3つの広い園庭では、お砂場・小規模遊具のお庭、海賊船・大きい遊具のお庭などこども達がのびのびと活動できるように工夫して提供しています。

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東陽保育園のアクセス

山梨県都留市古川渡655

https://toyo.or.jp/
0554-43-8867
support★toyo.or.jp

メールアドレスの@は迷惑メール対策のため★に置き換えてあります。

<種 別>
幼保連携型認定こども園
<定 員>
3歳未満児:39人
3歳以上児:71人
<職員数>
○名
 

その他事業

 

 

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実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

日々保育の中で「今日は何してあそぼう」今日はこんな事がしたい」
子どもの思いを実現出来るように、環境を通して保育をする事に取り組んでいます。
保育士との関わり人的環境・またお部屋等のセッティングレイアウトを作る物的環境の二つの環境の必要性を共有し主体性を大事にしています。自然保育の中で、花・虫・土・野菜に触れ、五感を養います。畑の土作りから始め、マルチを掛ける。水やり、草取り、収穫まで、子どもひとりひとりの向き合い方に寄り添います。自然保育を通してより主体的に考えていけるような環境をつくっています。行事においても、子どもの意見を十分取り入れて行うように、異年齢にて少人数のグループを作り、年長さんが中心に話し合いを進め、考えをまとめプレゼンテーションを行います。そんな中から、子どもたちが自ら考え自ら動ける行事を大事にしています。子どもたちの日々の成長は無限です。そんな子どもの持つ伸びしろを伸ばしていく事が保育の中で大切です。大人の側がこれで良しとすれば子どもたちの成長はそこで止まりす。無限の可能性を信じて、環境設定をし、沢山の伸びしろを大切に伸ばしていきます。

感染症治療薬の開発でノーベル賞を受賞した大村智博士の言葉を載せたいと思います。
~未来を生きる子どもたちの為に~
子どもたちが夢を持って伸び伸びと勉強しあそび、そういう中でいい人間になっていく事が大事。大人がその気になってやらないとだめ。要するに環境作りだ。数学、国語の字を教えるだけではなく、そういう(学びたい)気持ちを伸ばしてやれる様な教育が理想だと思っている。
答えを出すまでの過程、プロセス、自分で考えて答えを出せる子どもになってほしいです。そんなひとりひとりの主体性を伸ばす為、未来ある子どもたちの為に、大人がしっかり関わり、子どもたちを取り巻く環境を大切にし、笑顔を絶やさない保育を心掛けていきたいと思います。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

園庭での戸外遊び、みんなが固定遊具で遊んだり、元気に園庭を走り回ったりしている中、みんなに背を向けて一人しゃがみ込んでいる男の子の姿がありました。そっと覗き込んでみると、地面に生えている「コケ」を集めて石段に並べて遊んでいました。「何をしているの?」と尋ねると「もりだよ!」という返事が返ってきました。よく見るとコケのふわっとした生え方が、森の木々が生い茂っている様子と似ていて、本当に「森」に見えて、その中にジブリの世界観が広がり感動しました。「素敵だね…ジブリみたい…」という言葉ににっこり微笑み「そうだよ!」と嬉しそうに答えてくれ、思いに共感できた事に喜びを感じました。その後も遊びは継続しました。時間をおいてまたそっと様子を見てみると、再度びっくり!今度は、コケの並べ方が変わっていて「あれ?さっきとは違うね…」と話しかけると「ぼんさいだよ!」と。その言葉に今度は本当に「盆栽」に見えてまたまた感動。「盆栽なんてよく知っているね…」と言うと「ぼくんちのおじいちゃんがもってる。」と話してくれ、自分の持っている知識と遊びが上手に組み合わされている事、園庭の隅に誰も気づかれずにひっそりと生えている「コケ」に興味を持ち、発想の素晴らしさや感性豊かに遊びを展開する姿に驚かされ、感動したエピソードでした。