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韮崎市
社会福祉法人ゆうゆう

キヅキ

保育園

こどもたちが「愛された」と感じる環境をつくりたい

保育理念・保育方針

~人づくり~
素朴に純真に忍耐強く、子どもを軸として連動する絆を結び、未来社会への人づくり、国づくりの基礎(基盤)力を育む
 
すみよし愛児園は「働く親の為」というだけの場所ではなく、「愛されている確信を一人ひとりの子どもが感じ、安心して充実した日々を過ごし、生きる力をつけ、社会に希望と夢を持てるように支え育てていく場所」です。未来の社会を担う子ども一人ひとりが大切にされる社会を私たち大人が目指し、支えられ育った子ども達が同じように続けていける場として存続させていきます。
全ての子どもが関わり合い共に生活する、本来あたりまえに守られるべき景色を制度の枠を超えて目指していきます。

人生の物語の始まりの場所
人生の物語が始まる場所

園舎も園庭も子ども達も関わる全ての人が大切に丁寧に暮らす中で、一つの命が宿るような、心の原風景になるような、里山の中で暮らす杜(もり)のような場所で訪れた人を優しく受け入れ守ってくれるような空気感が感じられる場所にしていきます。個を大切にされながら集団で過ごすことの喜びを感じ、少しずつ自分の世界を広げて、人やモノなど自分を取り巻くさまざまな事柄と繋がり関係性を持ち、自分がどう生きていきたいかを深めていく時間が十分に守られる中で、あらゆる繋がりが豊かさとして生きることに彩りをさらに与えてくれるようにしていきます。不確実で予測不可能な世界を目を輝かせて自分だけの人生の物語を積み上げていけるように、物語の始まりの場所として関わる全ての人が心を寄せ合えるような気持ちにさせてくれる特別だけれども日常の景色となるように目指していきます。

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キヅキのアクセス

山梨県韮崎市栄1-2-5

https://yuuyuu-social.com
0551-30-7300
info★yuuyuu-social.com

メールアドレスの@は迷惑メール対策のため★に置き換えてあります。

<種 別>
保育所
<定 員>
132名
3歳未満児:48人
3歳以上児:84人
<職員数>
○名
 

その他事業

 

 

姉妹園

すみよし愛児園
石和第五保育所

 

園のホームページはこちら 

実習・ボランティア・園見学の受入状況

 実習
 ボランティア
 園見学

○・・・常時受入れ可
△・・・相談してください
×・・・現在対応できません

Q&A

子どもの主体性を育てるためにどのような考えを持って実践していますか?

子どもの《声》を大切にしています。遊びや生活の中で表に出てくる《声》だけではなく、言葉にならない子どもの《声》も受け止め、「なんでだろう?」「やってみたい」などの様々な気持ちを感じられるような環境作りを大切にしています。子ども達は、日々の遊びの中でも人との関わりなど多くの事を学んでいます。保育者がすぐに答えを出してしまうのでなく、子ども達自身が様々な不思議や発見を感じ、それぞれの気付きに繋げていけるように、各年齢や一人ひとりの発達にあった関りを行っています。大人が用意した環境から大人の意図を感じないぐらい自然に子ども達一人ひとりが自分のやりたいこと、毎日の生活を自ら選びとれる、そんな時間が流れるように心がけています。

これまでの保育の中で印象深いエピソードは。

 法人内には各園の園庭に植栽をしてくださる庭師さんがいます。各地域ごと、そこの風景にと繋がり土地になじむように考え植栽をしてくださっています。作業しながらこども達に虫の事や植物の事、自然の事をいろいろ話してくれ、こども達もこの庭師さんとの交流の中で初めて出会うモノや知識に目をキラキラと輝かせています。
 その庭師さんがキヅキのこども達へ絵本をプレゼントしてくださいました。図書室でその絵本を手に取ったHくん。タイトルは「ぼくらはもりのダンゴムシ」。保育者と一緒にその絵本を読み始めると、ダンゴムシの知らなかった世界を知り「へーそうだったんだ」「ぼくしらなかったな」と思わず呟くほど夢中になっていました。すべて読み終えた後に「このキヅキはダンゴムシのおかげでできたんだね」と。「どうしてそう思ったの?」と尋ねると「だって、ダンゴムシのフンで きがせいちょうして もりをゆたかにしてくれるから」と木で作られた図書室の棚を手でさすりながら、「きがそだって キヅキをつくれたんだよ・・・・・ぼく ダンゴムシをつかまえるのやめるよ。はっぱをたくさんあげる!ダンゴムシがいるときがそだつから」と話してくれました。絵本を読んで得た知識と自分が暮らしている環境を結びつけながら、小さな小さなダンゴムシにも存在する意味があることを感じている凛とした表情が印象的でした。そして新しい知識と出会うことでこんなにも心に変化が生まれるのだと感動しました。
 こども達は日々の中で様々な事を感じ、考えていく力があると改めて感じ、これからも、人やモノ、絵本などの文化財を通して興味や関心を広げながら新しい知識や思考に出会い、心が豊かになっていく暮らしを紡いでいきたいと思います。